顔の画像データについて

例えば、こんな話を聞いたことがないだろうか?
『火事の現場では警察や消防が必ず見物人の写真を撮っていることが多いです。それはその中に犯人がいる可能性が高いからだ』
実際、放火の犯人が現場に戻ってくることが多いと言われていて、連続放火の場合にその写真を元に犯人を特定したという話もあります。
しかし、その現場で撮った写真というのはその後一体どうなっているのでしょうか。

一説によると、現場で撮られた写真はその後も保管されていて、別の犯罪捜査にも使われているといいます。
防犯カメラなどで撮られた映像から、犯人を探す場合のデーターベースとするためらしいのです。火事の見物人はその近辺の住人ばかりなので、もし一致する顔があれば犯人を絞る手掛かりになるのだと思うとIT恐るべしだと思いました。

それ以外にも、駅などに設置された防犯カメラの映像からも、個人の画像が記録されていることもあるそうです。
現在、町の至る所に防犯カメラが設置されていて、その映像も犯罪捜査の重要な手がかりになります。

よく、ニュースでも防犯カメラに写った犯人の画像が公開されているが、駅など公共性の高い場所にあるカメラの映像は、消去されずに残っているとのことです。
しかも、天井など目につきやすい場所以外にも券売機などにカメラが仕掛けられていて、そこで撮影された顔の画像も保存されているというのだから驚きです。
携帯電話のカメラにも「顔認証」という機能があるが、あれと同じように人の顔を認識して記録する仕掛けなのです。

そうやって集められた人々の画像は蓄積され、それ以外のデータとも併用して個人を特定する手掛かりとなります。
現在のIT技術を使えば、全国どこで撮影された映像でも即座に照会することができる。
あなたがこれを信じようと信じまいと、警察は現在ITを活用した捜査活動を行っているのは事実なのです。
家から一歩外出すれば、いつどこで自分の情報が記録されているとも分からないです。

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